「忍野八海」は、八海と書きますが、山梨県東南部の富士山の麓にある8つの湧水池です。
江戸時代、富士山を信仰する人たちが、富士登山をするのに身を清めるため、8つの池を巡礼したので「忍野八海」と言われるようになったそうです。
最近は、日本らしい風景ということで、外国人観光客にも人気です。
背後に富士山と南アルプスの山々を望む、藁ぶき屋根ののどかな田舎の風景には心が和みます。
上の写真を見てください。
びっくりするほどの水の透明度の高さです!
水源が、富士山の伏流水だからなんですね。
私も、その美しさに驚きました。
一度は、実物を見てみたいと思いませんか?
でも、「忍野八海」へは行きたいけれど、
アクセスはどうなのか?
駐車場はあるのかしら?
混雑するのはちょっと……。
そう考えている方に、この記事では、「忍野八海」の見どころ、アクセス方法、駐車場情報についてまとめてみました。
混雑回避のポイントもお伝えしますね。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
「忍野八海」の見どころ
「忍野八海」は、出口池、お釜池、底抜池、銚子池、湧池、濁池、鏡池、菖蒲池からなります。
「忍野八海」の特徴は、何と言っても、水の透明さです。
池の底まで見渡すことができ、そこに、鏡のように空や、雲や自分の姿などが写り込みます。
いくつかの池は、その中を悠々と魚を浮いているように泳いでいます。
本当に美しい・・・と思いました。
まさに、見どころです!
池の水は、富士山に降った雨や雪が80年かけて、地層によって濾過され湧いてきたものなので、大変透明度が高いのですね(納得 ((uдu*))。
富士山をバックに、これらの池と水車小屋のあるのどかな田舎の風景をぜひ、ゆっくり堪能してください。
特に湧池、と中池は忍野八海の中心で人気があります。
中池は、八海には入りません。
池の脇にあるお土産屋さん「池本」が湧水をひいて作った人口池ですが、大変美しく、アルビノの鱒が泳いでいます。
営業時間:7:30〜18:00
◆定休日:なし
◆駐車場:普通車約40台(無料)
ここで、湧き出したばかりの雪解け水に手を入れて、冷たさを体感し、試飲してみましょう。
(冷たいですよ~(;^ω^)。
売店の草餅や、イワナの塩焼きを味わうのもいいですね。
時間は、全ての池を見て、お土産屋さんの寄っても、1.5~2時間位で周れます。
「忍野八海」へのアクセス!
※所要時間は、交通状況により異なります。
「忍野八海」へ電車、バスで行く場合
「忍野八海」へ電車で行くなら、「新宿」駅からJR中央線で「大月」駅へ向かい、富士急行線に乗り換え「富士山」駅を目指します。
それから富士急バス「御殿場」行きのバスで「忍野八海」下車。
そこから徒歩約5分で到着です。
また、「忍野八海」へは、「新宿」駅、「東京」駅から高速バスも出ています。
乗り換えなしで便利です。
路線バスの「忍野八海」バス停と異なりますが、下車してからの時間は、ほぼ同じです。
「三島」駅からは大きく分けて、JRか、路線バスで「沼津」駅か「裾野」駅へ出て、そこから「御殿場」駅向かい「忍野八海」を目指すコース。
それから、高速バスで「富士山中湖」か「河口湖」駅へ出て、その後、路線バスで向かうコースがあります。
※時間帯によって使える交通機関が、異なるので確認をしてください。
※高速バス三島・河口湖ライナーは、混雑するので予約が必要です。
「忍野八海」へ自動車で行く方法と駐車場
「忍野八海」に自家用車で行くには、2種類の行き方があります。
東名高速からの場合は、「御殿場」インターから「忍野八海」へ、中央自動車道からの場合は、「大月」インターを通って「河口湖」インターから向います。
駐車場について
午前9時台になると観光バスがどんどん到着するので、
午前8時台までに7つの池(お釜池、銚子池、湧池、濁池、鏡池、菖蒲池と中池)を見て周る。
⇩
「榛の木材資料館」(午前9時開園)の中にある底抜池と出口池を見に行く。
(出口池は、他の池から少し離れた場所にあるのでそれほど混み合うことがない)
榛(はん)の木材資料館 | ||
開園時間 : | 9:00~17:00 | |
休 館 日 : | 不定休 | |
入 場 料 : | 大人(中学生以上) | 300円 |
子供(小学生以下) | 150円 | |
幼児(1歳以上幼稚園) | 100円 | |
電話番号 : | 0555-84-2587 |
次章では、近くて便利な宿泊施設をご紹介しています。
「忍野八海」周辺のおすすめホテル
「忍野八海」の周辺には、大きなホテルはありませんが、とにかく「忍野八海」に近くて便利、リーズナブルな宿泊施設をご案内します。
早朝からゆっくり観光できますよ。
また少し離れていますが、人気のホテルもご紹介しますね。
センターハウス
「忍野八海」までなんと徒歩3分。
ここなら早朝の「忍野八海」観光に便利です。
自然いっぱいの、宿の近くの散策も楽しいですよ。
お風呂は、部屋にはなく大浴場ですが、きれいなお水とお食事は評判の宿です。
夕食には、甲州牛や地元の野菜や魚がいっぱいです。
こちらの宿は、窓から「忍野八海」がすぐそばに見える絶好の立地です。
ここなら「忍野八海」を朝食の前にゆっくり早朝散歩ができますね。
こちらも、お風呂は、共同風呂になります。
ゆったり入浴したければ、車で12分に日帰り温泉「紅富士の湯」があります。
ホテルマイステイズ富士山
こちらは、「富士急ハイランド」駅あるホテルです。
屋上の展望温泉風呂から富士山の絶景が望めます。
「忍野八海」からは、車なら20分前後、路線バスで30分前後です。
アミューズメント施設の富士急ハイランドはもちろん、河口湖や新倉山浅間神社へも便利です。
カップル、ファミリーにおすすめです。
まとめ
「忍野八海」の見どころは、何と言っても富士山の伏流水の透明さです。
8つの池と人口池も人気です。
富士山と、のどかな田舎の風景を堪能してください。
「忍野八海」へは、電車で「新宿」駅からだと、「大月」駅、その後路線バスで向かいます。
「三島」駅からは、電車(一部路線バスあり)で「御殿場」駅へ向かい、そこから路線バスで向かう方法と、途中まで高速バスで行き、その後路線バスに乗り換える方法があります。
また、「新宿」駅と「東京」駅から直通の高速バスもあります。
自動車では、東名高速「御殿場インター」から向かうルートと中央自動車道「河口湖インター」から行くルートがあります。
駐車場は、近くに10か所ほどあります。
混雑回避には、ぜひ午前8時台までに見て周ってください。
もしくは、前日に近くの便利なホテルに泊まるのがおすすめです。
「忍野八海」の伏流水の透明さを体験したい方は、参考にしてください。
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