全国の諏訪神社の総本社である諏訪大社は、長野県の諏訪湖を囲むように南北にあります。
諏訪大社には、何の神様が祀られているのでしょうか?
4つの社からなる諏訪大社は、その創建は、1,500~2,000年前の古事記にまでさかのぼります。
もう、ほとんど神話の世界です!
古事記では、神の世界、高天原から地上に降りてきた建御雷神(たけみかずちのかみ)が、この地を収めていた大国主神(おおくにぬしのかみ)にこの国を天照大神の御子に譲るかと問います。
大国主神は、自分の子の代主神(ことしろぬしのかみ)と建御名方神(たけみなかたのかみ)が承諾すれば譲りますと答えます。
建御名方神(たけみなかたのかみ)は納得できませんでしたが、結局建御雷神には逆らえず、信濃の国に移り、国造りをしたのです。
ここで登場する建御雷神は、何の神様かというと、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の使者で大変強い神様だったので、建御名方神は、従わざるを得なかったようです。
というとこで、建御名方神が何の神様かというと、このように信濃の国造りを行ない、諏訪神社に祀られた神様というとになります。
でも、諏訪大社の神様は、建御名方神だけではありません。
では、他に何の神様がおられるのでしょうか?
この記事では、諏訪大社がな何の神様なのか?
どんなご利益があるのか?
4つの社に神様がいる時期の意味とは?
神様がいる時期ははいつなのか?
また、諏訪大社に呼ばれる人がいるといいます。
それは、どんな人なのか?
についてお伝えします。
この「諏訪大社」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
日本最古の神社を参拝する前に、諏訪大社が何の神様を祀っているのか理解しているのかいないのかでご利益に違いがあると思います。
興味のある人は、ぜひこの記事を読んでください。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
諏訪大社は何の神様?
諏訪大社は何の神様かと言うと、冒頭でお話した建御名方神(たけみなかたのかみ)です。
地元では、お諏訪様と親しみをもって呼ばれています。
他に、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)とお妃の八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)そして、その間の御子神(13柱とも、19柱とも21柱とも言われる)も祀っています。
諏訪湖の南側に上社前宮・本宮、北側に下社春宮・秋宮が鎮座しています。
御祭神は、上社前宮が 八坂刀売神、上社前宮は 建御名方神、下社春宮秋宮は、建御名方神、八坂刀売神、八重事代主神です。
お諏訪様は、それらの神様とともに、信濃の国を開拓されました。
何の神様かというと、
古来より風、雨、水を司り、狩猟、農業、航海の安全を祈る神でした。
中世になると、武勇の神として広く信仰されます。
平安時代、坂上田村麻呂は、諏訪大社で戦勝祈願をしています。
鎌倉時代には、源頼朝が源氏復興の守護神として崇敬していました。
戦国時代の武田信玄は、お諏訪様を武家の守り神として社殿の造営や社領などの寄進をし、諏方南宮法性大明神の旗を先頭に出陣しています。
徳川家康は、天正10年(1582年)に兵変により消失した上社本宮の神門を、慶長13年(1608年)に家臣の大久保石見守長安命じて造営寄進し、国家の安泰を祈願しました。
現在は四脚門として重要文化財の指定を受けています。
三代家光以下歴代の将軍は、上社に1000石、下社に500石、都合1500石の社領を寄進し、崇敬の誠をささげています。
朝廷よりの崇敬も厚く続いています。
現在は、生命の根源・生活の源を守護する神として厚く崇敬されています。
老若男女問わず多くの方々に信仰されております。
諏訪大社に神様がいる時期
諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がなく、代わりに自然の山や木を御神体として拝しています。これは古代の神社の姿を残していると言われています。 pic.twitter.com/Q0SLzIwh5a
— 菅原 健史 (@Takeshi19730815) September 19, 2023
第1章でお伝えした通り、
上社本宮には、建御名方神(タケミナカタノカミ)」が祀られています。
上社宮前は、八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)」が祀られています。
下社秋宮と春宮の神様は、建御名方神、八坂刀売神、八重事代主神が祀られています。
そこで神様がいる時期ですが、毎年2月1日に行われる遷座祭(せんざさい)は、下社秋宮に鎮まる御霊代(みたましろ)を神幸行列で春宮へ御遷座し、春耕に先がけて神霊が秋宮より春宮に移られる行事です。
また、毎年8月1日には、2月1日に春宮にお遷しした御霊代(みたましろ)を神幸行列を以て再び秋宮へ御遷座する神事遷座祭(せんざさい)が行われます。
この遷座の行列 に次いで青柴で作った大きな舟に翁媼(老人老女)の人形を乗せた柴舟が、地元の氏子によって春宮から秋宮へ曳行されます。
お舟祭と呼ばれる伝統的な行事です。
神様がいる時期は、上社の本宮と前宮には、いつでも神様がいらっしゃいます。
諏訪下社は、御霊代(みたましろ)は、2月1日から7月31日までは春宮に、8月1日から1月31日までは秋宮にいらっしゃることになりますが、神様のすべてが移動してしまうわけではありません。
そして、ご神体についてですが、上社は守屋山です。
下社は御神木で、(春宮杉)・イチイ(秋宮)が常にそこにおられます。
ですので、下社の御霊代のおわします社にかかわず参拝して良いのです。
諏訪大社四社まいりは、御朱印を受けて、しっかり総本社の御利益をいただいて来ましょう。
神様のいる時期を気にしなくてもいいのです。
また、神様のいる期間の考え方で神在月というものもあります。
諏訪湖には、大きな大きな龍神さまがいらっしゃるんです。
あまりにも大きいので、出雲の神様の集まりに参加したら、尾っぽはまだ諏訪湖にあったそうで、
そんなに身体が大きいと大変だからと、次回から集まりには参加をしなくて良いということになりました。
そういう意味からも、諏訪大社には、神様がいる期間に問題はありません。
第4章では、無料で諏訪大社四社を巡る、無料参加バスのサービスを実施している宿もご紹介します。
諏訪大社に呼ばれる人
諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がなく、代わりに自然の山や木を御神体として拝しています。これは古代の神社の姿を残していると言われています。 pic.twitter.com/Q0SLzIwh5a
— 菅原 健史 (@Takeshi19730815) September 19, 2023
狩猟、五穀豊穣、航海の安全、勝負運向上、商売繁盛、家族繁栄、病気治癒、縁結び、子宝、厄払いなど、諏訪大社には、多くの御利益があります。
仕事の成功、
商売がうまくいきますように、
家庭円満、
病気治癒、
素敵な恋人ができますように、
赤ちゃんが授かりますようになど 願いを持った人が諏訪大社を参拝します。
こういった人達が参拝し、それぞれの願いに合ったご利益があった場合、諏訪大社に呼ばれると表現します。
呼ばれる場合、諏訪大社に参拝に来ることに障害があったとしても、それが解消され、神様に導かれるように参拝できるといいます。
そもそも、あまたあるあ神社の中で、諏訪大社を選ぶということ自体が、呼ばれることかもしれませんが…
あとは、その願いが叶うかどうかで、呼ばれるなのか、そうではないのかがわかりますね。
諏訪大社は、全国の諏訪神社の総本社であり、歴史も古いので、その御神徳は広く、今までも多くの人たちにご利益をもたらせてくださっています。
そのお力で、必要としている人を呼び寄せ、貴重な体験させたり、ご利益をもたらせてくださるのでしょう。
私個人は、そのように呼ばれる人は、日々精進して、まじめに生きている人なのだろうな考えています。
「諏訪大社」周辺のおすすめホテル
「諏訪大社」の周辺には、素敵なホテルや旅館が多く、諏訪大社参拝だけでなく、観光やアクティビティのために利用されています。
上諏訪温泉 しんゆ(親湯)
「上諏訪温泉 しんゆ(親湯)」は、諏訪湖畔に建つ和モダンな宿です。
こちらの宿は、諏訪大社四社を巡る無料バスのサービスを実施しています。
諏訪大社四社は、ちょっと離れているので、車が便利です。
移動中には、音声ガイダンスやアニメーションガイドで、諏訪の歴史を学ぶこともできます。
お土産を見る時間もあって楽しく四社を周ることができます。
この旅館の総合評価は「4.58」です。( 評価詳細は こちら>> )
アンティークタイルが印象的な、畳敷きの温泉も好評です。
また、「上諏訪温泉 しんゆ(親湯)」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
下諏訪温泉 鉄鉱泉本館
この「下諏訪温泉 鉄鉱泉本館」は、諏訪大社下社秋宮から徒歩7分の立地です。
歴史を感じる純和風の造りは、どこか懐かしさも感じます。
館内の至る所で、諏訪大社秋宮の大工の流れを汲む職人の芸術品を楽しむことができますよ。
諏訪大社参拝の後には、下諏訪温泉の天然温泉100%の源泉かけ流しのお風呂が心地よいです。
この旅館の総合評価は「4.89」です。( 評価詳細は こちら>> )
割烹料理屋から始まったこの宿は、板前さんが厳選した信州の旬の食材を生かしたお部屋での夕食をゆっくり楽しむことができます。
また、「下諏訪温泉 鉄鉱泉本館」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
上諏訪温泉 ネオステーションホテル上諏訪
この「上諏訪温泉 ネオステーションホテル上諏訪」は、JR上諏訪駅より徒歩6分 ●中央自動車道 諏訪ICからも車11分の便利なホテルです。
ビジネスホテルですが、男女とも温泉かけ流しの大浴場とサウナがあり観光のつかれも癒せます。
朝食を済ませたら、早々に、観光や諏訪大社参拝に出かけたい人向けの宿です。
このホテルの総合評価は「4.07」です。( 評価詳細は こちら>> )
朝食に、あのおぎのやの釜めしが提供されます(*^^*)
また、「上諏訪温泉 ネオステーションホテル上諏訪」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
「諏訪大社」のまとめ
「諏訪大社」は、全国の諏訪神社の総本社で、長野県のはぼ中央に位置する諏訪湖を囲むように南北に四社からなる珍しい神社です。
そも歴史は古く。古事記の時代にさかのぼります。
諏訪大社では、何の神様なのかというと、
国譲りで、ここ信濃国に移った建御名方神(たけみなかたのかみ)が、兄神の八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)とお妃の八坂刀売神(やさかとめのかみ)とその御子神がご祭神です。
古来より風、雨、水を司り、狩猟、農業、航海の安全を祈る神でしたが、中世になると武神として広く信仰され、、武田信玄などの戦国武将も崇敬していした。
朝廷からもより厚く崇敬されています。
現在は、生命の根源、生活の源を守護する神として多くの人に信仰されています。
諏訪大社四社のうち上社本宮は、建御名方神(タケミナカタノカミ)が、前宮は八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)が祀られていますので、いつでも神様がいらっしゃいます。
下社春宮と秋宮には、建御名方神、八坂刀売神、八重事代主神が祀られています。
毎年2月1日と8月1日に行われる遷座祭(せんざさい)は、御霊が二社を移動される行事です。それでもご神体は常にそこにおられますのでいつ参拝しても問題はありません。
また、諏訪には、神無月がないので、その意味でも神様がいる期間に影響ありません。
また、願いを持った人が諏訪大社を参拝し、願いに合ったご利益があった場合を呼ばれると表現します。
その場合、参拝に障害があってもその障害が解消され、神様に導かれるように参拝できるのだといいます。
その諏訪大社の参拝に便利なおすすめホテル情報もご紹介しました。
諏訪大社四社を巡る無料バスのサービスを実施している宿もありましたね。
せっかく、諏訪大社を訪れるのであれば、諏訪大社の神様について、いろいろ知っていた方が、なんだか願いをかなえていただけそうです。
さらに興味をもって参拝できるようこの記事参考にしてくださいね。
<script type=”text/javascript” src=”https://enjoy-weblife.com/rapi/js/?i=a1096395411&k=諏訪大社&j=a” charset=”UTF-8″></script>(記事の一番最後に、この「諏訪大社」ならではのお土産品を入れておくとよいです。)
(リリィの「JSコード生成ツール」をご利用ください。)
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